2013年より東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授.研究分野は,画像認識,機械学習,知能ロボット.2001年 東京大学 大学院工学系研究科 博士(工学)取得.現在,理研AIP 医用機械知能チームのチームリーダー,国立情報学研究所(NII) 医療ビッグデータ研究センターの副センター長を務める.著書に「画像認識」(講談社)がある.
機械学習による実世界理解
機械による実世界理解のためには,観測されたデータとその意味との乖離であるセマンティックギャップが長年の課題であった.しかしながら,近年の大規模かつ高品位なデータセット,強力な計算機パワー,ディープラーニングに代表される効率的な機械学習を活用することで,セマンティックギャップを乗り越える兆しを見せている.本講演では実世界情報理解の近年の進展を概観し,この課題に対する我々の取り組みを紹介する.
東京都千代田区丸の内1丁目5-1
新丸ビル, Room 902
2019年04月22日 午後05:00 - 午後05:50